院長 玉浦志保 あいさつ・紹介
こんにちは。院長に就任しました玉浦志保です。
広島県東広島市に生まれ、高校まで過ごし、大分医科大学医学部に進学、 平成15年に医師として広島大学小児科に入局し、大学病院での研修から始まりました。 1年半後にJA尾道総合病院小児科に移動となり、そこで14年半勤務し、 令和元年から木原こどもクリニックの一員として勤務しています。
前任地勤務時に結婚出産を経て、現在小中学生3児の母でもあります。
子育てを通じて、発達障害など子どもの心に寄り添う診療に心惹かれ、現在は開業医として一般診療を行う傍ら、発達障害や不登校、心身症などの診療にも取り組んでいます。 子どもたちを支えることは、ご家族や周りの大人たちを支えることにつながります。 何より、子どもを笑顔にさせようと思えば、周りの大人たちが笑顔になることがより重要と考えています。日々の診療の中で、子どもたちはもちろん、親御さんたちにも笑顔で帰って頂ける診療を心がけています。
ご不安なことがあればいつでも気軽にご相談ください
理事長・副院長 木原幹夫 あいさつ・紹介
医療法人リーベリー
みはらこどもクリニックのホームページへようこそ!理事長の木原です。
当院は1998年12月にフジグラン三原が開店する時に、別棟2階に小児科診療所「木原子供クリニック」として開院しました。2018年4月には医療法人となり、法人名をリーベリーとしました。Liberi(リーベリー)は「子ども達」という意味のラテン語です。2025年6月には、宮沖5丁目に移転し、「みはらこどもクリニック」に名称を変更しました。
医療分野での知識・技術が進歩し、小児の健康を守る環境も大きく変わってきました。日本の予防接種も世界の標準的なレベルに追いつき、肺炎球菌、HIBの予防接種が始まって以来、現在では細菌性髄膜炎は激減しました。
医療界ではiPS細胞を使った再生医療や、AIの発達により病気の診断はより正確に、そしてその人に最適な治療が提供できるようになってきています。更には遺伝子情報の解析が進み、今まで治療法がなかった病気も遺伝子の編集により治療・予防も可能となる時代がやってきました。
しかし最近の子ども達は健全で、幸せな生活を送っているのでしょうか?
テレビや新聞では毎日のように、幼い子どもの虐待や学校でのいじめなどが報じられ、不登校や引きこもりも多く、経済格差の拡大はこどもの貧困という社会問題を引き起こしています。
私は小児科医として、子どもの病気を予防し、治療を行うのは当然として、将来に希望を持てず、ただ1日を耐え忍び、暗い日々を送っている子どもが一人でも少なくなって欲しいと願っています。
2019年5月からは玉浦志保先生に、2025年4月からは神野和彦先生に加わっていただき、地域の皆様のより広いニーズに少しでも応えられる体制を作り上げていこうと思っています。強力な援軍を得て、小児の在宅医療に取り組み、長期の入院となっている子どもの退院支援を行いたいと思っています。
一人でも多くの子ども達が、瞳を輝かせ、遊びに、勉強に、スポーツに熱中する姿を見たいと思います。 非力は承知していますが、病気のこと、発育・発達、心の悩み、その他どんなことでも気楽に相談に来ていただければ幸いです。
医師 神野和彦 あいさつ・紹介
病院勤務医の生活を41年間、2025年3月末に終えて、2025年4月からこどもクリニックに勤務させていただきました神野和彦です。2025年3月までは県立広島病院小児科に勤めていました。
このこどもクリニックに勤務させてもらうようになった理由は、1990年から広島大学病院小児科で内分泌の病気や糖尿病をもつ子どもたちの診療を木原先生にご指導いただいたご縁からです。その年から広島県でも県内のいろいろな病院の先生、看護師、栄養士の方々といっしょに子どもの糖尿病キャンプを始めました。
大学病院小児科に8年間、その後広島鉄道病院小児科に15年間、そして前の県立広島病院小児科に12年間勤務し、急性の子どもの病気はもちろんですが、慢性の子どもの病気も数多く診療をしてきました。慢性の子どもの病気は何千もあり、小児科の中でもたとえば心臓の病気、腎臓の病気など内科のように臓器別に分けて専門的に診療が行われています。私はこれまで内分泌(ホルモンを出す臓器、たとえば脳下垂体、甲状腺、副腎、性腺など)の病気をもつ子どもたちや糖尿病をもつ子どもたちを主に診療してきました。
成長が気になるようなときは気軽にご相談ください。身長が低いとか、伸びすぎるとか、体重が増えないとか、増えすぎるとか、早く二次性徴が始まったとか、逆に二次性徴がなかなか始まらないとか、このような悩みがあればご相談ください。
子どもの糖尿病は学校の検尿で診断されることがあり、尿糖が陽性の場合は受診ください。糖尿病の症状は、のどが渇いて水分を異常に欲しがる、何度もトイレにいく、夜中も起きてトイレにいくようになる、体重が減る、元気がなく、つかれやすいなどです。めったにない病気ですが、このようなことがあればご相談ください。
医療の進歩は子どもたちの病気についてもめざましいものがあります。日々、医療の進歩のアップデートをしながら診療に努めていきたいと思います。